皆川明さんの展覧会
東京都現代美術館で開催されている
皆川明さん(ミナペルポネン)の展覧会へ行ってきました。
少し前に野口さんがブログで紹介していましたが、
プランナー目線で!私も紹介させていただきます。
皆川さんの作品(主に女性服)はシンプルなカタチですが、
素材(ファブリック)から職人さんと協働で作られていて、
とっても魅力的で永く愛され続ける服づくりをされています。
(上の写真は皆川さんがデザインしたファブリックたち。)
何となくですが…
いい素材を吟味して、手に入れて、
ひと手間を加えて、お客様に提供する…
お寿司屋さんの仕事に似ているな~と思いました。
(実際に皆川さんは魚市場でバイトしていたらしいです…。)
そして私たち建築でも参考になる仕事姿勢なのでないかと感じました。
さて、一番のお目当てだったのがこのコーナー!
皆川さんが考えた住まいのアイデアを
建築家・中村好文さんがカタチにした実寸模型です。
中村さんは私が大好きな建築家です。
建築(住宅)だけでなく家具デザインもされているので、
住まい手に寄り添うきめの細かい設計をされています。
今回の展示でも気になるところがたくさん…。
中村さんお得意の造作キッチン 。さらりとRで仕上げています。
棚板も角をやさしく、すっきり美しく面を取っています!
キッチンの詳細図も見れたのはうれしかったです。
ついでに平面図。
日曜日の朝イチに行ってきたのですが、
すでにミナペルポネンのバックを持った皆川ファンであろう女性たちの行列で 、
気弱な私は一瞬帰ろうかとたじろいでしまいましたが、
勇気を出して見てきて、とても良かったです!