軽井沢建築めぐり
こんにちは。
プランナーの高橋です。
先日、紅葉シーズン真っただ中の軽井沢へ建築の見学に行ってきました。
どんなものを見に行ったかをご紹介しますと~
吉村順三先生設計の「軽井沢の山荘A」。
(あまりにも偉大な方なので「先生」です。)
約60年前に建てられた吉村先生自身の別荘です。
森に馴染むようにひっそりと建っていますが、建築マニアには宝石箱のような建築!
私有地なので道路から外観をジ~ッと眺め、写真に収めました。
そして西澤立衛さん設計の「千住博美術館」。
この建築はなんといっても内部をご紹介したいのですが、
撮影禁止だったので代わりに購入した絵葉書でご紹介します。
内部と外部の空間が入り交じり、 床が元々の敷地の傾斜のまま仕上がっていて、
平らな部分がほとんどなく、 ちょっと不思議な感じの今どきの建築?を堪能しました。
(といっても10年近く前の竣工ですが…。)
千住博さんの滝の絵もとってもよかったです…。
そして最後に今回のメインイベント!
吉村先生設計の「軽井沢の山荘B(脇田山荘)」、
こちらも約50年以上前に建てられた建築です。
画家の脇田和さんのお住まいで、脇田美術館に隣接して建っています。
(普段は公開されていません。)
解放感を感じられる窓と安心感を得られる壁とのバランス
これしかないくらいの絶妙な天井高
居心地のよい場所を的確に散りばめて、際立たせるプランニング
気の利いた造作家具のデザインと配置
細かいところまで気を配ったディテール…
時間の許す限り、とにかく心と体に染み付くようにと図面と実際の空間を見比べ
胸がキュンキュンしまくりの時間を過ごすことができました。
最近はものづくりに精を出し、家にこもり気味だったので
久しぶりの遠出で心身共にリフレッシュできました。
やっぱり外にでないとダメですね~。