大開口窓にはバーチカルブラインド連窓仕様!
蒸し暑い日が続いていますね・・・
こんな日には炭酸が飲みたくなります。
ビール派ですが、レモンスライス入り「未来のレモンサワー」を飲んでみたい六本木です。
こんばんは。
今日は少々ニッチなお話です。
大開口窓のバーチカルブラインド連窓仕様
一つずつ解説していきましょう。
「大開口窓」は文字通り開口部を大きくとった窓になります。
弊社親会社のYKK APも「大開口窓」が多数発売されております。
「バーチカルブラインド」は、タテ型のブラインドのことです 😀
ブラインドといってもヨコ型であるようなアルミ素材ではなく、
バーチカルブラインドの場合はファブリック素材がほとんどです。
こちら↓ニチベイホームページより。スタイリッシュでスッキリまとまりますね 🙂
バーチカルブラインドは、たいていどこのメーカーも製作幅は4mまでとなりますので、
4m以上の大開口の窓に設置になると、2台以上設置する必要があります。
2台のルーバー(タテ長の短冊のような羽根の部分のこと)を隙間なく繋げることを
「連窓仕様」といいます 😀
(連窓仕様という言葉自体は、窓のジョイント等他の意味でも使われていますが、
こちらのブログではバーチカルブラインドの仕様として説明します)
ここからは弊社実例で「開き方」「操作方法」のポイントと注意点を解説です 😀
ご依頼いただいたこちらのお客様(新築マンション )の窓は4m30cmありました。
その為、バーチカルブラインドは2台必要。
景色が素晴らしい!さらに窓のサイドにカーテン等の溜まり用の小壁があるので、
「開き方」は左右寄せ(両開き)がベスト!
(その他の「開き方」は後程解説します)
続きまして「操作方法」です。
こちらはバトン式
ニチベイホームページより
操作バトンを持ちながら、自分も一緒に動いて開け閉めします。(カーテンの開閉方法と同じ)
コードがなく安心なので小さいお子さんやペットのいるご家庭にオススメ!(猫のいる我が家もこちらです 😉 )
こちらはループコード式
ニチベイホームページより
ルーバーの開閉はループ状の開閉コード、回転は操作棒で操作します。
バトン式と違い自分が動いて操作する必要はないので、大開口の窓にはオススメです。
ご依頼いただきましたお客様にはまだ小さいお子さんがいらしたので、
「バトン式」がオススメだったのですが、問題点が・・・
「バトン式」の「両開き」では「連窓仕様」が出来ないのです。
ここが「注意点」となります!
操作側(バトンやコードのある側)では「連窓仕様」に出来ない為、2台のメカをただ並べて設置するだけとなります。
その為、閉じた時に2台のメカの間(ハネとハネの間)に4cmほどの隙間が出来てしまいます。
分かりにくいので下図をご覧ください 😉 (①となります)
メリットとデメリットをご説明し、②の「ループコード式 連窓仕様」「両開き(左右寄せ)」にて採用になりました。
「開き方」は両開き以外に中央寄せもお選びいただけますよ。上記図の(a)をご参照ください。
窓と窓の間に壁のある設計の場合は中央寄せもよいですね 😉
心配なコード部分はこのようにお子さんの手の届かない高さに固定可能です。
ニチベイホームページより
最後に施工後の写真を見ていきましょう~
こちらは閉じた時。
「ニチベイ」の「アルペジオ 品番:A9705 ウォームグレイ」となります。
素敵なお色です。サンプルより明るく見えますよ。
メカの連結部分(連窓仕様)のアップ。
綺麗にルーバーが重なっていて隙間がないですね。
続きましてOPEN時
たたみ代(ルーバーの重なり部分)がコンパクトで景色の邪魔になりませんね!
これほどの大きな開口で生地の厚いカーテンにしてしまうと、窓にカーテンが被ってしまいますので
景色重視のお客様はバーチカルブラインドがオススメです 😎
バーチカルブラインドは操作方法や仕様にバリエーションがあり、やや複雑です。
メーカーのショールームに行かれる際は、ぜひ窓の大きさや家族構成(小さいお子さんやペットがいるかどうか等)や
お住まいの環境(戸建てかマンションか等)などもアドバイザーさんにお伝えくださいね 😉
メカは4mまで製作可能ですが、エレベーターに搬入できない可能性もある為、
その場合は4mに達してなくても、2台で製作して連窓仕様がオススメですよ~
☆きょうのツナくん☆
「アンニュイな午後」
2020年に設置した我が家のバーチカルブラインドとウッドブラインド。
こちらのblogに記載ございます→「猫とバーチカルブラインド」
あれから5年経ちますが、いたずらされることなく綺麗な状態で使い続けられております 🙂