キャットウォークが出来るまで~前編~
こんにちは。
六本木です。
ブログ更新ご無沙汰しておりました・・・
このところ、暑かったり寒かったり温度変化が激しいですね。
まだ毛布をしまうことが出来ずにいます・・・
さて、今日は青嶋さんから猫バトンを受け取りましたので
今年1月にお引渡ししましたM様邸の事例で「キャットウォークが出来るまで~前編~」をお届けいたします。
まずは・・・お打合せで猫ちゃんの性格や、人間とどのように暮らしているかをじっくりお伺いします。
そして、プランニングです。
M様は4匹の猫ちゃんと暮らしており、主にご主人がお世話をしておりました。
そのうち1匹のオス猫ちゃんが色々な場所におしっこをしてしまうということもあり、奥様としては「猫ちゃんスペースと人間のスペースを分けたい」というご要望がございました。
そこで、猫ちゃんの生活スペースはご主人の書斎と寝室のみとし、リビングダイニングと奥様の寝室へは行かないようにプランニング。
図面のオレンジの部分がキャットウォークになります。
リビングダイニングへ行くには、WD-2とWD-3、2ヶ所の関所(建具)があります 😉
でも壁で仕切ってしまい猫ちゃんの気配を感じないのは、寂しいし気になるし・・・
そこで、猫ちゃんスペースの書斎・ご主人寝室とリビングダイニングの繋がりを持たせるために、室内窓(Panasonic)を設置しています。
猫ちゃん達は、高い位置にある室内窓から人間の動きを観察できます 😉
猫は動くのを見るのが大好き♪
パースにするとこんな感じ・・・
※リフォーム範囲に変更があった為、パースと図面の間取りは異なります
ご主人はレコードを趣味で集めてらしたので、書斎にぴったりはまり、さらに猫ちゃんが万が一おしっこをしても大丈夫なように水に強い素材で
オーダー家具もご提案いたしました。(こちらの詳細は後編に・・・)
内容が決まり工事着工!
解体直後・・・
床組をして、天井、壁をつくっていきます。断熱、防音工事もしましたよ。
この壁をつくる途中、石膏ボードを施工する前の段階でキャットウォークとなる集成カウンターをこのように
はめ込んでいきます。
こちらは、セブン工業の30mm厚、ゴム集成材、無塗装のカウンター材です。
キャットウォークの下段の本棚も同じ材料です。
塗装はキャットウォーク設置後、クロスの施工前にします。
石膏ボード施工後はこのようになります。
右上の四角いスペースは、書斎~寝室間の猫ちゃん達のトンネル通り道となります。
展開図(各部屋の内観を横から見た壁面の姿を示す図面)で見ると分かりやすいですね。
クローゼットの上のみキャットウォークの奥行が55cmあり、猫ちゃん達が休憩できるようにしております。
こちらは施工管理の久保さん案 😉
寝室側から見た全体写真です。
長くなりましたので、続きは来月更新予定の後編で!
☆きょうのツナくん☆
「定時の圧」
在宅勤務中・・・定時を過ぎて仕事をしていると、そっと圧をかけにやってきます・・・
仕事をやめないと静かに怒ります。
ツナ君3才、この春人事部長に昇格しました。