光琳と根津美術館
こんにちは、高橋です。
昨年、TVで国宝「紅白梅図屏風」を見て以来、尾形光琳がマイブームで
何か月か前に、同じく光琳の国宝「燕子花図屏風」 が根津美術館で4/17から公開されることを知り、
ひと目見てみたい!と楽しみにしていたのですが…
コロナ禍の中、難しいかな~と思っているうちに 緊急事態宣言、そして延長!
結局公開されず閉幕になってしまいました。
この「燕子花図屏風」、何となく教科書で見たような気がします。
当時は何とも思わなかったのに、オジサンになった今はなぜか猛烈に見に行きたくなっています。
見たら清々しい気持ちになれるかな~と思っていたのに~。
来年の今頃また展示されると思うので、それまでお預けです。
さて、この根津美術館ですが、個人的に大好きな美術館のひとつです。
青山の一等地にあるとは思えない広い庭園は散歩しているととても気持ちがよく、
建物は隈研吾さん設計で、とっても魅力的で勉強にもなります。
ホールや展示室などのメインスペースはもちろんすばらしいのですが、
初めて見に行った時、トイレの設計にも手を抜いていないのが感じられて、
(上質な間接照明、洗面台の仕様…)とても感動した記憶があります。
中でも私が一番推しな場所はここ!
(2009年撮影)
表参道から歩いていくと、ここを通って館内に入ります。
深い軒と竹張りの壁、那智黒石・瓦タイルの床、そして植栽に囲まれただけのスペースなのですが、
なぜか敷地の外とは違う空気が流れていて、建築っておもしろいな~と行くたびに感じられる場所です。
この部分は入館料が不要なので、 近くに行ったときはチラッとここだけ見学させてもらっています。
早く街ブラしたい!