史上最小クラス!? コンパクトらせん階段!
こんにちは。
プランナーの六本木です。
1月だというのに暖かい日が続いていますね。
さて、今日は省スペースに設置した最小クラスの「らせん階段」の施工の様子をお届けいたします 😀
設置開口寸法はなんと 120cm x 68cm
畳1畳より小さなスペースです 😯
通常の階段は畳2畳分のスペースを必要とするので、半分以下のスペースに設置できるという訳です。
図面で見てみましょう~
トイレと比較しても小さいスペースですね。
(鉄骨造の戸建を全面改装しました。らせん階段の背面は鉄骨の梁になります。)
さて、まずはパーツの紹介です。
手すりは樹脂製になっており、ホースのようにグルグルと巻かれた状態で納品されます。
組み立てていきます。
一般的な階段は大工さんが施工した後にクロスを施工となりますが、
今回はクロスの施工を先にしておきますよ。
扇の羽根のように階段の踏板が組み上げられていきます。
実は・・・1度仮で組み立てて2階まで計算通り届くか確認した後、全てばらし、その後に1段ずつ固定しながら設置しました。
図面上、計算上ではぴったり届く予定でしたが、初めて施工する商品で実際設置してみてどうなるかは分かりませんので
慎重に慎重に作業していきます。
大工さんに本当に感謝ですね 😥
手すりの支柱が設置されました。
手すりが乗るように先端を曲げていきます。
8時過ぎにスタートして、この時点で13時。
順調に思えましたが・・・・
ここからが大変でした。
施工したのは昨年12月。
暖冬とはいえ外は一桁台の気温。
グルグルとホースのように巻いてあった手すりが硬くて全く伸びません・・・
お施主様がドライヤーを貸してくださったり、ヒーターの前に置いたりと色々試しましたが全く伸びず・・・
施工説明書には手すりの中にお湯を通すと記載がありましたが、現場ではその作業は難しく、
大工さんに一度持ち帰ってもらい、ヒートガンで温めて伸ばしてもらってから再チャレンジです。
再スタート時間は15:00
伸ばした手すりを設置していきます。
ガッチガチに養生テープで固定しながら設置していきます。
伸ばすのも大変でしたが、それ以上にこの緩やかなカーブに合わせて設置していく作業に手間と時間がかかります。
支柱間の寸法も1本ずつ計測しながら設置してもらいます。
完成!
時間は18:00!
丸1日かかりました。
朝から大工さん2人、午後から弊社の施工管理1名が応援に入り完成しました!
ご主人にモデルになっていただきました 😉
思ったよりゆとりがあると思いませんか?
私も何回か上り下りさせていただきました。
下りは手すりを抱えながらゆっくりとでしたが、上りはスイスイいけました。
よーく見ると段板に交互に切り欠きがあります。
この切り欠きに足をフィットさせるとスムーズにいけるよ~とご主人のお父様が教えてくださいました。
70代のお父様・・・誰よりスイスイ上り下りしておりました 😯
スタイリッシュなデザインで、とても喜んでいただけましたよ 😀
商品はこちらです
https://www.arke.jp/media/kiji.php?n=84
株式会社ピラミッドさんの「スマート」です
分からない点があり施工中に何度も電話してしまいましたが、毎回丁寧に教えてくださり
お陰様で無事に設置できました。
この場を借りてお礼申し上げます。
もう少しご紹介しましょう~ 😉
下から見上げると・・・
斜めの黒いパーツは鉄骨造のブレースです。(階段のパーツではありません。階段に合わせブラックに塗装しました)
上から見下ろすと・・・
室内側から見ると・・・
ブラックの手すりがよいアクセントになってますね!
☆きょうのツナくん☆
「お膝の上でまどろむ」